CONTAX G1
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本体
世界初 AFレンジファインダーカメラ

AFレンジファインダーカメラは後にも先にもCONTAXのGシリーズ
しか存在しない。このカメラがレンジファインダーだというのは議論
を呼びそうだが、CONTAXがそう言っているので良しとする。
同じAFでも一眼レフと違いファインダー上でピントがあっているのか
確認できないことが指摘されている。AFの測距精度を信用するか、
MFに切り替え目測で距離を設定するなど今一歩のところである。
(コンパクトカメラの延長線上にあると思った方がよさそう)
KonicaのHEXARもRFになりAFからMFに変わったし、結局は二重像
合致式(上下像合致式)のMF方式に落ち着くのかもしれない?

パッシブ方式のAF

G1のAFはピントが合い難いという評判だが、それはパッシブ方式
のピントの合わせ方を理解する必要がある。
基本的に暗いもの、コントラストがないもの、同じパターンの模様
などは苦手である。MF一眼レフカメラのマイクロプリズムを使うよ
うにピントの合わせやすいところを探して測距するなど工夫が必要
なようだ。精度そのものは悪くないので、あとは馴れるしかない。
個人的には、G1の華やかな装いからも、あんまりムキにならず、
カジュアルな感じで「ピンぼけ」も楽しむくらいがいいかなと思って
いたりする。近距離で絞り開放なんかはドキドキする・・・(笑)
実像式ズームファインダー

交換レンズに合わせてファインダーの倍率が変わる仕組みに
なっており、後から発売されたPlanarT*35mm/F2にもROMの
載せ換えで対応できるようになる。
このズームファインダーも賛否両論なのだが、もしも交換レンズ
が増えて、たとえばSonnarT*50mm/F1.5とかSonnarT*40mm
/F2.8(沈胴式で)などが発売された場合にROMの載せ換えで
対応できるのであればかなり便利なファインダーである。
(京セラさん期待していますよぉ〜)
ただ、この出っ張り具合は、もう少しなんとかならなかったのか?

ダイアル操作系

カメラを良く知らない人から見ると、沢山ダイアルがあるカメラは操作
が難しく思えるらしいが、実はダイアルの方が何がどう設定できるか
又はどのような状態にあるか簡単に理解できる。
絞り優先AEとして使うには、ほぼ最適な配置ではないだろうか?
AEロックレバーはCONTAX一眼レフに共通する操作で使い易い。
(カスタム設定でシャッター半押しでAEロックさせることも可能)
G2ではシャッターダイアルが独立し、MFダイアルがボディ前面に移
動している。G1のMFダイアルは節度がなくクルクル回りすぎで扱い
難いし、おまけにレンズの繰り出しはシャッターボタンを半押しするま
で行われない。(タイムラグが大きいと言われている要因である)
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