Konica HEXAR
ホーム本体レンズレンズキャップフィルター専用フラッシュHX-14専用ケース
レンズ
HEXAR 35mm F2.0 (6群7枚)

HEXARのレンズはやや広角の35mm固定でズーム機能はない。
しかし、LEICAのズミクロン級と言われるくらい優秀なことで有名である。

ズミクロンは持っていない(10万円以上する)ので比較できないが、実際
写りは満足できるレベルにある。
(メリハリがあってシャープ、色のりは派手さを抑えた感じ)
35mmの画角は風景から人物まで幅広く対応できるので使いやすい。
またF2.0の明るさを利用して薄暗い室内でもその場の雰囲気を壊さずに
撮影することも可能だ。

レンズ周り

AF一眼レフカメラのレンズのように、距離目盛が読み取れる。
(どうせなら絞りリングもレンズ周りに配置してほしかった)
ピントは赤外線アクティブ3眼方式で高精度で信頼できる。但し
遠くの山や、ガラスケースの中を撮影する場合はマニュアルで
ピントを合わせる必要がある。(無望遠モードを搭載)

ボディ内部のレンズ駆動部分は熱膨張まで計算して精密に作
られているらしい。まさにレンズの為のボディといっていい。
レンズとボディの結合部のシルバー色はちょっとしたアクセント
になっていてカッコイイ。

内蔵式フード

使うときに引き出す内蔵式のフードはカメラがかさば
らなくてありがたい。ロック機構はないが適度に摩擦
があり上を向けてもフードが引っ込むことはない。
ファインダーのけられも最小限で気にならないレベル。
金属製のフードは強度もありそうだ。

絞り羽根

6枚絞りでF4〜5.6くらいで円形になるように設計されている。(写真はF4)
電子式の絞りになっており、電源を入れた状態でないと操作できない。
(電源を入れると設定された絞り値まで絞り込まれる)
絞り値は、F2.0〜F22まで1/2ステップで設定できる。

F2.0の明るいレンズの為、広角レンズでありながらボケを利用した撮影も
楽しむことができる。(ボケ具合は自然な感じ)
絞り羽根の後ろに見えるのがレンズシャッターで最高1/250秒である。
せっかくの明るいレンズを生かすためにももう少し高速シャッターがほしい。

フィルム室

後玉も大きくていかにも写りそうな感じがする。
フィルムガイドレールは金属製だが他は強化
プラスチックという感じがする。

HEXARで撮影したフィルムはノッチ(切り込み)
が入る仕掛けになっているが何の為か不明?
ホーム本体レンズレンズキャップフィルター専用フラッシュHX-14専用ケース