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Introduction[導入]

ImageJはNIH Image for Machintoshに影響され,Javaで作られた画像処理プログラムを一般に公開したサイトです。これは,Java1.1又はそれ以降のバーチャルマシンを搭載しているどんなコンピューター上でも、オンラインアプレットとして,またダウンロードアプリケーションとして稼働します。ダウンロード可能な物はwidows, Mac OS, Mac OS X, Linux用があります。

表示,加工,分析、処理,保存,8-bit, 16-bit, 32-bitイメージの印刷が可能です。それはTIFF, GIF, JPEG, BMP, DICOM, FITSを含む多くの画像形式や列データが読み込み可能です。また,"スタック"をサポートしています。スタックというのは単一windowで共有する複数の画像の事をいいます。そして,マルチスレッドなので、画像ファイルの読み込みなどの時間を浪費する作業が他の作業と並列で行う事ができます。

使用者が定義した選択値の統計的な値をを使ってピクセル値や面積を計算する事ができます。距離や角度を測定する事もできます。密度ヒストグラムや線形プロファイルプロットも作製出来ます。コントラストの調節、シャープ/スムーズ化,エッジ検出や中間値フィルターのような一般的な画像処理機能をサポートしています。

縮尺変更,回転,反転のような幾何学的な変化ができます。画像は32:1にまで拡大でき,1:32まで縮小可能です。全ての分析や処理機能はどんな拡大率でも利用可能です。そのプログラムはいくつのwindow(イメージ)でもサポートしますが,同時に利用できるメモリによって制限されます。

空間的なキャリブレーションではミリメータのような実世界の次元での測定単位を提供する事ができます。デンシティーやグレースケールキャリブレーションもまた可能です。

imageJはJavaプラグインを介しての拡張性を提供するために開かれた構造としてデザインされています。分析や処理のカスタムプラグインはimageJのビルトインエディターやJavaコンパイラを使って作る事ができます。ユーザーが書いたプラグインを使う事でほとんどの画像処理や分析についての問題を解決させる事ができます。

ImageJはMac OS Xに組み込まれているエディターとJavaコンパイラ,そしてBBEditエディターとAntビルドツールをつかって開発されました。ソースコードは自由に入手可能です。著者はWayne Rasband(wayne@codon.nih.gov), the Research Services Branch, National Institute of Mental Health, Bethesda, Maryland, USA. に所属しています。

09/11/13 加筆修正